ベルギーでイチカラ

30歳過ぎてベルギーに渡った日本人が現地で仕事したり妊娠したり生活していくブログです。

ベルギーでの妊娠について〈妊娠前〉

 

今回は妊娠前に受けたヘルスチェックの時のことを書いていこうと思います。

私達夫婦はブリュッセルの日本語の話せるお医者さんにも行ったのですが、二人共そちらの先生とはあまり相性が良くないと感じたり、同僚達から医療費が高いと言われた事もあり家の近くのハウスドクターを探しました。

ハウスドクター制

ベルギーはハウスドクター制になっています。
特に登録するような必要は無いのですが、自分のかかりつけ医を見つけ、何かあればまずそちらに相談や診察をしてもらい、必要があれば専門医や病院等を紹介して貰える仕組みです。

ひょんな事から旦那が医者に行く必要が出たので、家の近くの個人病院のような所を見つけ、以来何かあればそこへ通うようにしています。

少しコロナも落ち着いてきた頃、私も旦那も日本を離れて3〜4年経っていた上にその間健康診断等も受けていなかったので、簡単なヘルスチェックを受ける事にしました。

ヘルスチェックの内容

まず問診で病歴や持病の有無、家族の病歴やアレルギー等を聞かれ、体重・血圧の測定、尿検査と血液検査を受けました。
私は問診時に妊娠を希望しているか聞かれたので、YESと答えると、妊娠前から葉酸のサプリメントを飲むのが良いとの事で処方箋をくれました。
さらに妊娠を希望しているのなら必要な予防接種は全て受けているか、抗体がきちんとあるかをチェックする必要があるとの事で、それも血液検査で見てくれる事になりました。

結果は‥

検査結果は翌日に電話をして聞きます。

結果は全て健康で問題ないが、私はビタミンD不足、旦那はビタミンDと鉄分不足との事でサプリメントの服用をするように言われました。
やはり冬の長いベルギーでは曇りや雨が多いのでビタミンD不足になりやすい様です。


日本でも女性は日焼け止めや日傘をさしたりと陽に当たる事を避ける人が多いので、ビタミンD不足の人が多くなってきていると言いますね。
特に女性は不足すると骨粗鬆症や鬱っぽくなりやすいと言われているので、スーパーで買える手軽なサプリメントを飲む事にしました。

料金について

ベルギーの保険はまず自分が全額負担して、その領収証に保険会社から発給されたシールを貼って保険会社のポストに入れておくと控除分が銀行に振り込まれる仕組みです。

そして多くの個人医ではカードを使える所が少ないので現金を用意しておくのが安心です。

私の経験では50~70€請求されると事が多いので100€くらいあると安心かもしれません。

 

今回の検査の場合は保険でカバーされているらしく、医者への支払いは全く無しでした。

後日家に届いた血液検査の結果表に請求書が付いていたので、検査機関へ検査代として1人12€を振り込みました。